簿記2級とは?試験範囲・合格率・勉強時間の目安|独学の分かれ目と実務で使う場所

簿記2級は商業簿記60点・工業簿記40点の計100点を90分で解き、70点以上で合格する試験です。合格率は統一試験が第171〜173回で15.1〜23.6%、ネット試験は2025年度で32.9%。3級を終えた人の勉強時間は200〜350時間が目安で、受験者の約89%はネット試験を選んでいます。

この記事でわかること

  • 簿記2級の試験範囲は商業簿記3題60点・工業簿記2題40点で、合格ラインは70点だということ
  • 合格率は統一試験とネット試験で1.6倍ちがうため、どちらの数字を自分の基準にすべきか
  • 3級を終えた人で200〜350時間。働きながら何か月で届くかの逆算表
  • 独学と講座の分かれ目になる3つの条件
  • 会計事務所や中小企業の経理で2級のどこが実際に使われ、どこが使われないか

公的情報源: 日本商工会議所「簿記 受験者データ」「2級試験科目」「ネット試験について」(参照・2026年8月時点)

先に押さえたい3つの数字

簿記2級で最初に押さえるべき数字は、90分・70点・商業簿記60点/工業簿記40点の3つです。試験時間も合格ラインも公表されており、ここは動きません。

そして合格率は、受ける方式によって別物になります。ペーパーの統一試験は第171〜173回で15.1〜23.6%、パソコンで受けるネット試験は2025年度で32.9%(日本商工会議所「簿記 受験者データ」)。同じ資格でも、数字は1.6倍ちがうのが実態です。

この記事の要点
  • 試験範囲は商業簿記(3題60点)と工業簿記(2題40点)。90分・70点で合格
  • 合格率は統一試験20.3%・ネット試験32.9%(いずれも2025年度・商工会議所データから集計)
  • 受験者の約89%はネット試験。平均合格率より「自分が受ける方式の数字」を見る
  • 勉強時間は3級取得済みで200〜350時間。週10時間なら5〜8か月
  • 実務で効くのは商業簿記の決算まわり。工業簿記は業種で効き方が変わる

2級の勉強を「その先の仕事」につなげたい方は、経理・管理部門の求人相場を先に見ておくと目標が具体化します。

目次

簿記2級とは?試験範囲と合格基準を1枚で押さえる

簿記2級とは、商業簿記と工業簿記を90分で解き、100点満点中70点以上で合格する検定です。日本商工会議所が実施する日商簿記検定の2級にあたります。

3級との一番の違いは、工業簿記(原価計算を含む)が加わる点です。商品を仕入れて売る会社の帳簿だけでなく、モノを作る会社の原価まで扱います。

簿記2級の試験範囲を分類したツリー図。商業簿記が第1問から第3問の60点、工業簿記が第4問と第5問の40点で構成され、合格ラインは100点満点中70点であることを示す
図:簿記2級は商業簿記60点・工業簿記40点。工業簿記を捨てると70点に届かない

簿記2級の試験概要(2026年8月時点)

項目内容
試験科目商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)/5題以内
試験時間90分
合格基準100点満点中70点以上(絶対評価)
受験料5,500円(税込)+事務手数料550円(ネット試験・インターネット申込)
受験資格制限なし(3級に合格していなくても受験可)
実施方式統一試験(年3回のペーパー)/ネット試験(随時)

受験料は2級5,500円(税込)です。ネット試験をインターネット申込方式で受けると、事務手数料550円が加算されます(日本商工会議所「ネット試験について」・2026年8月時点)。

受験資格に制限はないため、3級を飛ばして2級から受けることも制度上は可能です。

簿記そのものの仕組みがまだあいまいな方は、先に複式簿記とは?借方・貸方と記帳の仕組みを読んでおくと、2級の学習が一段軽くなります。

商業簿記60点・工業簿記40点という配点の重み

出題は5題で、商業簿記が3題60点、工業簿記が2題40点という構成が近年は定着しています。合格には70点が要るので、工業簿記を捨てて商業簿記だけで合格することはできません。

大問科目配点よく出るテーマ
第1問商業簿記20点仕訳5問
第2問商業簿記20点連結会計・株主資本等変動計算書・有価証券など
第3問商業簿記20点損益計算書・貸借対照表・精算表
第4問工業簿記28点費目別/部門別/個別・総合原価計算
第5問工業簿記12点標準原価計算・直接原価計算・CVP分析

公式に示されているのは「5題以内・90分・70点以上」までです。上の配点は近年の出題実績にもとづく整理であり、回によって配点が動く可能性は残ります。まず全体の骨格として頭に入れておく、くらいの使い方が安全です。

2026年度と2027年度で出題範囲が変わる

出題範囲は「出題区分表」で決まります。ここは受験時期によって適用版が違うので、教材を買う前に確認したいポイントです。

  1. 2026年度の試験(2027年3月31日まで)=2022年度に改定された区分表を適用
  2. 2027年度の試験(2027年4月1日〜2028年3月31日)=新しい区分表を適用
  3. 新区分表の確定版は2026年7月31日に公表済み

新区分表では2級商業簿記の項目が見直され、リース取引の扱いなどが変わります。一方で工業簿記・原価計算は2022年度適用版から変更なしと明記されています(日本商工会議所「簿記 出題区分表」・2026年8月時点)。

つまり2026年度中に受け切るなら、いま流通している教材でそのまま戦えます。2027年4月以降にずれ込みそうなら、商業簿記の教材だけ新年度版に差し替える判断が必要になります。

出典: 日本商工会議所「簿記 出題区分表」(参照・2026年8月時点)

簿記2級の合格率は?統一試験とネット試験で1.6倍の差がある

簿記2級の合格率は、統一試験が20%前後、ネット試験が33%前後です。同じ資格・同じ範囲でも、方式によって数字がはっきり分かれます。

まず統一試験(年3回のペーパー試験)の直近データです。

2級 統一試験の受験者データ(回次別・日本商工会議所)

回次施行日受験者数合格者数合格率
第173回2026年6月14日4,821名728名15.1%
第172回2026年2月22日6,038名911名15.1%
第171回2025年11月16日6,332名1,492名23.6%
第170回2025年6月8日5,383名1,193名22.2%
第169回2025年2月23日7,118名1,486名20.9%

直近5回で15.1%から23.6%まで振れています。統一試験は全員が同じ問題を解くため、その回の難易度がそのまま合格率に出ます。回ごとの当たり外れが大きいのが特徴です。

続いてネット試験(CBT・随時受験)の年度データです。

2級 ネット試験の受験者データ(年度別・日本商工会議所)

期間受験者数合格者数合格率
2026年4月〜6月33,659名10,749名31.9%
2025年度(2025年4月〜2026年3月)141,072名46,351名32.9%
2024年度124,429名44,359名35.7%
2023年度119,036名41,912名35.2%
2022年度105,289名39,076名37.1%

ネット試験は31.9〜37.1%のレンジに収まり、振れ幅が小さい。受験者ごとに問題が異なるため、難易度が平準化されやすいからです。

統一試験とネット試験を対比した比較カード。統一試験は年3回・合格率20.3%・受験者17,753名、ネット試験は随時受験・合格率32.9%・受験者141,072名(いずれも2025年度)であることを示す
図:2025年度の実績。受験者の約89%がネット試験を選び、合格率も1.6倍高い

平均合格率より「自分が受ける方式」の数字を見る

ここが判断でいちばん効くところです。2025年度(2025年4月〜2026年3月)の2級受験者は、公表データを合計すると次のようになります。

  1. 統一試験(第170〜172回の合計)=受験17,753名・合格3,596名=合格率20.3%
  2. ネット試験(2025年度)=受験141,072名・合格46,351名=合格率32.9%
  3. 両方を合わせた受験者158,825名のうち、ネット試験は約89%

つまりいま簿記2級を受ける人の9割近くはネット試験です。年間合格者で見ても約93%がネット試験から出ています(日本商工会議所の公表データより集計・2026年8月時点)。

「簿記2級の合格率は20%」という説明は、少数派である統一試験の数字を指していることが多いのが実情です。

学習計画を立てるときは、この違いをそのまま設計に反映できます。ネット試験なら受験日を自分で選べるので、模試で70点を安定して超えてから申し込む、という進め方が可能です。

出典: 日本商工会議所「簿記 2級受験者データ(統一試験)」(参照)/「簿記 2級・3級受験者データ(ネット試験)」(参照)・いずれも2026年8月時点

簿記2級の勉強時間はどれくらい必要か

簿記2級の勉強時間は、3級を終えている人で200〜350時間が目安です。簿記がまったく初めてなら、3級の学習分を含めて300〜500時間を見ておくと計画が崩れません。

なお、日本商工会議所は勉強時間の目安を公表していません。上の数字は資格スクール各社が公表している目安のレンジで、公式基準ではない点は押さえておいてください。

問題は「何時間か」より「いつ終わるか」です。働きながらなら、週に使える時間から逆算するほうが現実的です。

週の学習時間別・250時間到達までの月数の目安

週の学習時間1か月あたり250時間到達現実的な生活イメージ
週5時間約21時間約12か月平日30分+土日2時間ずつ
週10時間約43時間約6か月平日1時間+土日2.5時間ずつ
週15時間約65時間約4か月平日1.5時間+土日4時間ずつ
週20時間約87時間約3か月平日2時間+土日5時間ずつ

週5時間だと1年かかります。この長さで多くの人が離脱するので、週10時間を確保できる時期に照準を合わせるのが安全です。繁忙期や決算期をまたぐなら、最初から余裕を持った受験月を置いてください。

簿記2級の学習フローと離脱が起きやすい地点を示した図。3級の復習から商業簿記の基礎、工業簿記、答案練習、ネット試験の申込という順で進み、工業簿記の入口と第2問の個別論点で離脱が起きやすいことを示す
図:離脱が起きるのは工業簿記の入口と第2問。ここを越えれば合格圏に入る

簿記2級でつまずくのは工業簿記か、商業簿記の第2問か

つまずきどころは2つに絞られます。工業簿記の入口と、商業簿記の第2問です。性質がまったく違うので、対処法も分けて考えます。

工業簿記は「別の科目」に見えるが、実は点が安定する

工業簿記に入った瞬間、勘定科目も帳簿の流れも変わります。材料費・労務費・製造間接費が仕掛品を通って製品になる、という物の流れを追うからです。ここで「3級と別の試験じゃないか」と感じて手が止まる人は多い。

ただし工業簿記は、パターンの数が商業簿記よりずっと少ない。計算構造を理解してしまえば満点が狙える領域に変わります。40点分を安定させられれば、商業簿記で30点取れば合格ラインです。

先に工業簿記を固めるほうが、合格の見通しは立てやすくなります。仕訳そのものの型が不安なら仕訳とは?借方・貸方のルールと覚え方で土台を確認してから進んでください。

第2問は深追いしない

商業簿記の第2問は、連結会計・株主資本等変動計算書・有価証券など、回によって顔が変わります。ここを完璧にしようとすると学習時間がいくらでも膨らみます。

配点は20点。第1問(仕訳20点)・第3問(財務諸表20点)・工業簿記40点で合計80点あるので、第2問が半分でも合格圏に入ります。捨てるのではなく「取れるところだけ拾う」設計にするのが現実的です。

90分の時間配分の目安

順番大問目安時間狙う点数
1第1問(仕訳)15分16点
2第4問(原価計算)20分24点
3第5問(標準原価・CVP)10分10点
4第3問(財務諸表)30分14点
5第2問(個別論点)15分10点

合計74点で合格ラインを越えます。得点しやすい第1問・工業簿記から入り、時間を食う第3問と不安定な第2問を後ろに回す。解く順番を決めておくだけで、得点は変わります

簿記2級は独学でいけるか、講座を使うべきか

独学と講座の分かれ目は、意志の強さではありません。3級の記憶・使える時間・期限の3つで決まります。

  1. 3級の内容を今でも説明できるか(試算表・決算整理の流れ)
  2. 週10時間を半年間キープできる生活か
  3. 「いつまでに」という期限が外から決まっているか(転職・異動・昇給要件など)

3つとも当てはまるなら独学で十分に届きます。逆に、3級から時間が空いていて、期限もある場合は、講座で順番を用意してもらうほうが結果的に早い。独学の最大のコストは、迷っている時間だからです。

独学が向いている人

  • 3級に合格して1年以内:決算整理の流れが残っているので、2級の商業簿記に直接入れる
  • 受験時期を自分で決められる:ネット試験なら仕上がってから申し込める
  • 質問できる相手がいる:職場の経理担当や、独学者向けの解説サイトを使いこなせる

講座を使ったほうが早い人

  • 工業簿記が完全に初見:物の流れの説明は、独学だと理解に時間がかかりやすい
  • 期限が決まっている:半年後の異動・転職に間に合わせる必要がある
  • 過去に一度挫折している:同じ順番でもう一度独学すると、同じ場所で止まりやすい

費用の考え方はシンプルです。講座は数万円ですが、独学で半年余分にかかるなら、その半年に得られたはずの評価や年収の差のほうが大きくなることがあります。時間で買うか、お金で買うかの選択と捉えると判断しやすくなります。

簿記2級が実務で本当に使われる場所と、使われない場所

ここが受ける前にいちばん知りたい部分だと思います。会計事務所や中小企業の経理現場で見ると、2級で効くのは「決算まわりの判断」です。

3級レベルの知識でも、日々の伝票入力はこなせます。差が出るのは決算です。減価償却・引当金・経過勘定・税効果といった決算整理を、意味がわかったうえで処理できるかどうか。ここで2級を持っている人と持っていない人の作業スピードは、はっきり分かれます。

簿記2級で対応できるようになる業務と、2級だけでは足りない業務を対比した比較カード。決算整理や財務諸表の読み取りは2級で対応でき、法人税申告書の作成や会計ソフトの運用設計は別のスキルが必要であることを示す
図:2級は決算の入口まで。申告実務と業務設計はその先の別スキル

求人票では「必須」ではなく「歓迎」に置かれることが多い

経理・会計事務所の求人で、簿記2級は歓迎要件に置かれるのが一般的です。必須要件になるのは実務経験のほうで、資格だけで経験の不足を埋めることはできません。

とはいえ、未経験から経理に入る場面では話が変わります。実務経験で差がつけられない以上、2級は「学習の完走を証明できる数少ない材料」になります。書類選考の通過率という意味では、確実に効く投資です。

工業簿記は業種によって効き方が変わる

正直に書くと、製造業以外では工業簿記をそのまま使う場面は多くありません。小売やサービス業の経理で、部門別原価計算の計算用紙を毎月埋めることはまずないからです。

それでも考え方そのものは残ります。費用を「直接かかったもの」と「配分するもの」に分ける発想は、部門別の損益管理でも原価管理でも必ず顔を出す。試験の計算より、この分け方の感覚のほうが実務に持ち越されます。

科目の選び方でつまずいたら勘定科目とは?5区分と選び方、決算書の科目の並びは損益計算書の科目一覧が助けになるはずです。

簿記2級で身につく決算まわりの理解は、経理の求人票では「歓迎要件」として確実に評価されます。いま学んでいる内容がどの求人・どの年収帯につながるのかを先に知っておくと、勉強の目標が具体的になります。

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簿記2級のあとにどこへ行くか

2級に受かったあとの進路は、大きく3つに分かれます。どれを選ぶかで、直後にやるべきことが変わります。

進路次にやること向いている人
経理実務で使う月次決算・年次決算を一巡させる。会計ソフトの操作に慣れるいまの職場で経理を任されている人
上位資格へ進む日商簿記1級(連結・会計基準の理解が一気に深くなる)経理としての専門性を上げたい人
税理士試験へ進む会計科目の簿記論・財務諸表論から着手士業としてのキャリアを考えている人

税理士試験の会計科目(簿記論・財務諸表論)は、2023年度(令和5年度)から受験資格が不要になっています(国税庁「税理士試験の受験資格」)。2級の商業簿記は簿記論の土台と重なるため、2級のあと間を空けずに進むほど有利です。

もっとも多いのは1つ目、いまの実務に載せる進み方です。2級の知識は決算で効くので、次の決算に一度でも関わると定着の度合いが変わります。今の職場でその機会がないなら、機会のある職場へ移るのも選択肢に入ります。

よくある質問

簿記2級を受けるか迷っている段階でよく寄せられる質問を、6つに絞って整理しました。

Q1:簿記2級の合格率はどのくらいですか?

方式で異なります。統一試験は第171〜173回で15.1〜23.6%、ネット試験は2025年度で32.9%です(日本商工会議所・2026年8月時点)。受験者の約89%はネット試験なので、実態に近いのはネット試験側の数字です。

Q2:簿記2級は3級を飛ばして受けられますか?

受けられます。日商簿記に受験資格の制限はありません。ただし2級は3級の内容を前提に出題されるため、3級の決算整理まで理解していないと商業簿記でつまずきます。3級のテキストを1周してから2級に入るのが結果的に近道です。

Q3:簿記2級の勉強時間はどのくらい必要ですか?

3級を終えている人で200〜350時間、簿記が初めてなら300〜500時間が目安です。週10時間なら5〜8か月が現実的なレンジになります。なお日本商工会議所は勉強時間の目安を公表しておらず、この数字は資格スクール各社の公表値です。

Q4:ネット試験と統一試験ではどちらが有利ですか?

合格率だけを見ればネット試験が高く、2025年度で32.9%対20.3%です。履歴書での扱いは同じで、商工会議所も「ネット試験の合格と統一試験の合格は同じ扱い」と明記しています。受験日を自分で選べる分、働きながらならネット試験が組み立てやすくなります。

Q5:工業簿記は捨てても合格できますか?

できません。工業簿記は40点分あり、商業簿記60点を満点近く取らないと70点に届かないからです。むしろ工業簿記はパターンが少なく点が安定するため、先に固めるほうが合格は近づきます。

Q6:簿記2級は転職でどれくらい評価されますか?

経理・会計事務所の求人では、必須要件ではなく歓迎要件に置かれるのが一般的です。実務経験のほうが強く見られます。ただし未経験から経理を目指す場合は、学習を完走した証明として書類選考で効きます。

まとめ

簿記2級の試験範囲・合格率・勉強時間と、実務での効き方を整理しました。

この記事のまとめ
  • 試験範囲は商業簿記60点・工業簿記40点。90分・70点以上で合格
  • 合格率は統一試験20.3%/ネット試験32.9%(2025年度・商工会議所データより集計)
  • 受験者の約89%はネット試験。仕上がってから申し込める方式を選べる
  • 勉強時間の目安は3級取得済みで200〜350時間。週10時間の確保が分岐点
  • 実務で効くのは決算整理の理解。工業簿記は業種で効き方が変わる
  • 2027年度から商業簿記の出題区分表が改定(工業簿記・原価計算は変更なし)

簿記2級は、勉強量が結果に素直に反映される試験です。範囲は広くても、出るところは決まっています。工業簿記から固めて、第2問を深追いせず、模試で70点を超えてから申し込む。この順番を守れば、働きながらでも十分に届きます。

2級で身につく決算の理解は、経理・会計の仕事でそのまま評価される力です。いまの職場でその力が正当に評価されているか気になる方は、経理・管理部門に特化した転職エージェントで求人と年収の相場を確かめてみてください。会計事務所や税理士法人でのキャリアを考えているならツインプロの無料キャリア面談という選択肢もあります。

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免責事項

※本記事は簿記検定の公表情報を整理したものです。試験日程・受験料・出題区分表は改定される場合があります。受験の可否や最新の実施要項は、日本商工会議所および各商工会議所の公式発表を必ずご確認ください。


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この記事を書いた人

会計事務所で10年以上、法人や個人事業主の帳簿づけと税務申告の手伝いをしてきたTanakaです。決算が近づくと、経営者から「この支払いはどの科目で処理すればいいですか」という電話を何度も受けました。答えは業種や会社の規模で変わります。そこを一つずつ、相手に合わせて説明してきました。

独立してからは、中小企業の経理担当者向けの研修や、freee・マネーフォワード・弥生の科目設定の相談にも応じています。教科書の説明は抽象的で、現場では「とりあえず雑費」で片づけてしまうことも少なくありません。このサイトでは、勘定科目の選び方の判断軸を、具体例をそえて整理しています。最終的な税務判断は、顧問税理士にご相談ください。

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